「地質ハザード情報システム」 利用マニュアル


    基本操作 WMSパラメータ ダウンロード

  1. 地質ハザード情報システムで表示されている内容は,WMSパラメータを使って,QGIS,ArcGIS等の他のGISソフト上でご自分のデータと重ね合わせて表示することができます.
    左上に表示されている任意のレイヤーをダブルクリックすると詳細情報が表示されます.
    上から2番目のService URLの内容(WMSパラメータ)をコピーします(トリプルクリックするとURLの内容を全て選択できます).

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  2. QGIS (ver. 3.34.9の場合)の左側のWMS/WMTSの部分を右クリックして,"新規接続"を選びます.
    "新規 WMS/WMTS 接続を作成"というパネルが表示されます.
    名称の部分には,任意の分かりやすい名称を入力します.URLの部分に先ほどのWMSパラメータをペーストします.
    右下のOKを押します.

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  3. 左側のWMS/WMTSの項目で,左にある小さい三角形を押すと,登録されたWMSレイヤー(この場合は2000年3月31日有珠火山噴火降下テフラ)が表示されます.
    さらに左側の三角をクリックすると四角いアイコンのレイヤーが表示されます.
    四角いアイコンのレイヤーをダブルクリックするか,下のレイヤーボックスにドラッグ&ドロップすると降下テフラ分布図が表示されます.

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  4. 同様の方法で,さらに20万分の1日本シームレス地質図を追加した事例です.
    ご自身のデータと重ね合わせたり,他機関のデータと重ね合わせることができます.

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  5. ArcGIS Pro (ver. 3.2.1の場合)では,WMSパラメータによるレイヤーを追加するには,挿入タブ>>>接続>>>サーバー>>>新しいWMSサーバーを選びます.

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  6. "WMSサーバーコネクションの追加"ボックスのサーバーURLの部分に,追加したいレイヤーのWMSパラメータのURLをペーストします.
    ここでは,大規模火砕流分布図シリーズの阿蘇4火砕流堆積物分布図のURLをペーストしました.ユーザー名やパスワードは不要です. ボックス右下のOKを押します.

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  7. カタログのサーバーフォルダの中に,阿蘇4火砕流堆積物分布図のWMSレイヤーが追加されました.
    左の小さい三角形を順に押していって,1枚のレイヤの形をしたアイコンのレイヤ(左に三角形がない)を選ぶ.
    そのレイヤーを地図上にドラッグアンドドロップすると,左側のコンテンツにWMSレイヤーが追加され,阿蘇4火砕流堆積物分布図が表示されます.

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  8. 外部のWMSサービスを地質ハザード情報システム上で表示できます.
    上部の"外部WMSの追加"ボタンを押すと,"外部WMSサービス"のボックスが表示されます.
    WMS URLの部分に,外部で提供されているWMSパラメータをペーストします.
    WMS情報を入手ボタンを押します(ここでは,CCOP地質情報総合共有システムに掲載されている2023年12月6日の能登半島のSentinel画像のWMSの事例を示しています).
    Layerの部分に候補が出てくるのでレイヤーを選択して赤色にすると表示されます.

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