「WebTephraCalc」利用マニュアル
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上部のタブで,区間積分法(宝田ほか,2001; Takarada et al.,2014)を選びます.
上部には,各等層厚線の重量と面積の値に基づいて,縦軸にLog 重量 (kg/m3), 横軸にLog 面積 (m2)のグラフが示されます.下部には,各等層厚線の層厚(cm)と面積(m2及びkm2),重量(kg/m2)が表示されています.降下堆積物の平均密度は,ここでは1,000 kg/m3としていますが,任意の平均密度を入力することができます."密度値の適用"ボタンを押すと,新たな平均密度の値が適用されます.平均密度の値によって,各等層厚線の重量の値が変わります.
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等層厚線図が描かれているコンターよりも内側に,計算を開始する領域(近傍限界値)を設定できます.近傍限界値ボタンを押すと,表の最上部に1行追加されます.火口近傍における層厚(cm)と領域の面積(m2)の値を入力します.ここでは姶良カルデラの面積と32cmと64cmの等層厚線のグラフ上での傾きを外挿して得られた層厚120cmを入力しています.
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等層厚線図が描かれているコンターよりも外側に,計算を終了する領域(遠方限界値)を設定できます.遠方限界値ボタンを押すと,表の最下部に1行追加されます.十分遠方における層厚(cm)と領域の面積(m2)の値を入力します.ここでは1cm,2cm, 4cm, 8cm, 16cmの等層厚線のグラフ上での傾きを,層厚0.1mmとなる領域まで外挿して得られた面積値(2x1013m2)を入力しています.
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区間積分法では,Log重量-Log面積図上で直線で近似できるいくつかの領域に分けて,それぞれの体積を求めます.ここでは,120cm, 64cm, 32cmの等層厚線の地点が直線近似できるので,これら3つを選択し赤色にします.その上で,区間の登録ボタンを押すと,1区画目が登録されます.
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次に,32cm, 16cm, 8cmの等層厚線がほぼ直線近似できるので,これら3つを選択し赤色にします.
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区間の登録ボタンを押すと,これら3つの値を元に,緑色のラインが引かれ,2つ目の区間が登録されます.
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残りの8cm, 4cm, 2cm, 1cm, 0.01cmの5つ等層厚線がほぼ直線近似できるので,これら5つを選択し赤色にします.
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区間の登録ボタンを押すと,これら5つの値を元に,橙色のラインが引かれ,3つ目の区間が登録されます.すべての区間が登録されたら,計算ボタンを押します.
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計算結果が表示されます.区間積分法では,293.8 km3と計算されました.地図上には,3つに区分した領域毎に色が分かれています(外挿した部分は除く).地図を隠すボタンを押すと,地図表示は消えます.
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下部にある計算結果ボタンを押します.
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近似線の情報など,体積計算内容の詳細を見ることができます.また,区間毎の体積も表示されています.右下の結果のコピーボタンを押して,計算結果の詳細を入手できます.
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上記のように手動で区間を区分する方法のほかに,自動で区間積分を行う方法があります.左下の計算開始ボタンを押すと,システムが自動的に区間を分け,体積を求めます.ここでは,32cmの等層厚線で2分した上で,体積を求め,284.8 km3の値が得られています.