「WebTephraCalc」利用マニュアル
-
上部のタブで,べき乗法(Bonadonna and Houghton, 2005)を選びます.
上部には,各等層厚線の層厚と面積の値に基づいて,縦軸にLog 層厚 (m), 横軸にLog (km)のグラフが示されます.下部に各等層厚線の層厚(cm)と面積(m2及びkm2),重量(kg/m2)が表示されています.降下堆積物の平均密度は,ここでは1,000 kg/m3としていますが,任意の平均密度を入力することができます."密度値の適用"ボタンを押すと,新たな平均密度の値が適用されます.平均密度の値によって,各等層厚線の重量の値が変わります.
-
等層厚線図が描かれているコンターよりも内側に,計算を開始する領域(近傍限界値)を設定します.近傍限界値ボタンを押すと,表の最上部に1行追加されます.火口近傍における領域の面積(m2)の値を入力します.ここでは姶良カルデラの面積364.458307 km2を入力しています.
-
等層厚線図が描かれているコンターよりも外側に,計算を終了する領域(遠方限界値)を設定します.遠方限界値ボタンを押すと,表の最下部に1行追加されます.十分遠方における領域の面積(m2)の値を入力します.ここでは8cm,4cm, 2cm, 1cmの等層厚線のグラフ上での傾きを,およそ層厚0.1mmとなる領域まで外挿して得られた面積値(20,000,000 km2)を入力しています.
-
計算開始ボタンを押すと,対数法により,体積が求められます.ここでは,自動的に2つの領域に区分され,体積は292.7km3となりました.計算した領域ごとに色分けされています.地図を隠すボタンを押すと地図は消えます.
-
計算の詳細は,下部の計算結果ボタンを押すと表示されます.
-
区間毎の近似線や体積が表示されています.右下の結果をコピーボタンを押すと,計算結果を出力できます.
-
対数法では,手動でいくつかの区間に分けて,体積を計算することができます.ここでは,グラフ上でほぼ直線とみなせる3つの領域に区分してみます.
ここでは,まず64cm, 32cmの等層厚線の2つの値を選択し赤色にします.その上で,区間の登録ボタンを押すと,1区画目が登録されます.
-
次に,32cm, 16cm, 8cmの等層厚線の3つの値を選択し赤色にします.
-
区間の登録ボタンを押すと,これら3つの値を元に,緑色のラインが引かれ,2つ目の区間が登録されます.
-
残りの8cm, 4cm, 2cm, 1cmの4つ等層厚線の値がほぼ直線近似できるので,これら4つを選択し赤色にします.
-
区間の登録ボタンを押すと,これら4つの値を元に,橙色のラインが引かれ,3つ目の区間が登録されます.すべての区間が登録されたら,計算ボタンを押します.
-
計算結果が表示されます.3つの区間に区分して指数法で求めた結果,237.8 km3と計算されました.地図上には,3つに区分した領域毎に色が分かれています(外挿した部分は除く).地図を隠すボタンを押すと,地図表示は消えます.計算の詳細は,下部の計算結果ボタンを押すと表示されます.
-
区間毎の近似式や,区間毎の体積値が表示されています.右下の結果をコピーボタンを押すと,計算結果を出力できます.